健保ニュース
健保ニュース 2026年10月上旬号
高市改造内閣 上野厚労相が留任
社保改革「不断の努力で積み重ね」
上野厚生労働相は9月18日の閣議後の記者会見で、2期目の取り組みについて語った。「社会保障改革は不断の努力で積み重ねていかなければならない」と述べ、自民党と日本維新の会の議論の内容も踏まえて取り組む考えを示した。「攻めの予防医療」の具体化にも意欲を見せた。
上野厚労相は17日に発足した第2次高市改造内閣で留任した。2期目にあたり高市首相からは、全世代型社会保障の構築や、社会保障国民会議での議論を踏まえた税と社会保障の一体改革、攻めの予防医療を通じた社会保障の担い手の拡大、戦略17分野のうち創薬・先端医療における官民連携投資の促進などに、関係閣療と協力しながら対応するよう指示を受けたという。
社会保障の負担の抑制と必要な給付の確保の両立に向けては、全世代で能力に応じて負担し支え合い、必要な社会保障サービスが適切に提供される全世代型社会保障の構築が重要だとした上で、「高齢者医療の窓口負担割合や介護保険の2割負担の判断基準の見直しなどの課題を、関係審議会などでしっかり議論してもらい、丁寧に検討したい」と述べた。
来年度の介護報酬と障害福祉サービス等報酬の改定に向けては、同分野の賃上げや経営の安定、離職防止、人材確保などを図る必要があるといった認識を示し、「物価や賃金の上昇を適切に反映するための対応を実施したい」とした。