ママパパ応援! ハッピー子育て vol.5
赤ちゃんの誕生を心待ちにしているプレママ・プレパパ、子育て中のママ・パパや祖父母の方々に向けて、お役立ち情報をお送りします。
子どもたちのきょうだいゲンカ パパは仲裁するべき? 見守るべき?

子ども同士のケンカが発生!!ハラハラするけど、親が止めるのは干渉し過ぎな気もする…。 「見守ってもいいと思います。ケンカは人との接し方や仲直りの方法、嫌だと感じること、互いの主張の折り合いの付け方など、学びがたくさんあるので、止める必要はないと思います。ただし、目は離さないこと」
そう教えてくれたのは、育児書コンシェルジュの三尾幸司さん。放置するわけではなく、見届けることが大事ということ?
「殴る、物をぶつけるなど大きなケガにつながることや、お兄ちゃんやお姉ちゃんが一方的に弟や妹を攻めているときなどは、親が止めた方がいいので、放っておき過ぎない方がいいと思います。パパは体力があるので、手加減なしの子ども同士のケンカを止める役にぴったりです」
三尾さんに、きょうだい構成別の対応も教えてもらいました。
- ●男の子の兄弟の場合
- やんちゃで手が出ることも多いですが、多少は本人たちに任せてもいいでしょう。取っ組み合いになったら止めましょう
- ●女の子の姉妹の場合
- 手が出たら止めましょう。互いの言い分を聞くとともに、「ケガするから」と仲裁した理由をきちんと説明することも大事
- ●異性のきょうだいの場合
- 男女差よりも年齢で比較しないことが大切。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ」と上の子を我慢させることは避けましょう。片方に肩入れせず、それぞれの言い分を受け止めてあげましょう
お話を聞いたのは…
育児書コンシェルジュ 三尾幸司さん
IT企業・JSOLに勤める営業マンで3児のパパ。NPO法人コヂカラ・ニッポンにも参画。200冊以上の育児書をブログ「パパにまかせて!子育てと家庭学習のススメ」で紹介。