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ママパパ応援! ハッピー子育て vol.1

赤ちゃんの誕生を心待ちにしているプレママ・プレパパ、子育て中のママ・パパや祖父母の方々に向けて、お役立ち情報をお送りします。

食べるとスッと楽ラクになる! つわりに効果的な食べ物って?

吐き気がしたり、食べられなかったり(涙)。つわりは多くのママを悩ます問題です。今回は産婦人科医の生駒美穂子先生に、つわりをラクにしてくれる食べ物について話を聞きました。
「つわりにもいろいろな症状があります。吐き気がする人は柑橘系フルーツや炭酸飲料で症状が軽くなり食欲が出てくる人もいます。自分の唾液で口の中が不快だと感じる人も多く、その場合、ゼリーやそうめん、ところてんなどさっぱりしたものを食べると落ち着くようです。空腹で気持ち悪くなる食べづわりの人は、おにぎりやうどん、味がはっきりしたものなどさまざま。チョコレートやフライドポテトなど、それ単品しか食べたくないという方もおられますね」

そんなに偏った食べ物ばかりだとおなかの赤ちゃんによくない気もしますが…?
「つわりのひどい妊娠初期は食べ物を見るだけで嘔吐してしまう人もいますが、妊娠期は何も食べないのが一番の問題。どんな食べ物でも赤ちゃんの栄養になりますので、この時期に限っては食べたいものを食べても構いません。
一度に食べられない場合は、食事を5~6回に分けてください。ただ体重の増減が1週間でプラスマイナス2キロを超えたら医師にご相談を。その後、つわりが落ち着いたら栄養のバランスや糖質のとりすぎに注意すれば問題ありませんよ」

自分がラクになるものなら何でもいいんですね。右欄の先輩ママの意見も参考に、自分の状態にぴったりの食べ物を探してみてはいかが?

今回のお話は…

産婦人科医 生駒美穂子先生

川島産婦人科院長。東京警察病院を経て2002年より現在の医院に。妊娠中の過ごし方や心のケアを大切にした診療を心がけている。
医院で毎週金曜に行われる「アロマセラピー外来」も妊婦さんに好評。

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