健保ニュース
健保ニュース 2026年6月下旬号
実質賃金1.9%増
4か月連続プラス
毎月勤労統計4月分
厚生労働省は5日、毎月勤労統計調査の4月分の結果速報を公表した。現金給与総額(名目賃金)は前年同月比で3.5%増。実質賃金は1.9%増で、4か月連続のプラスとなった。
4月の1人あたり名目賃金は前年同月比3.5%増の31万2425円。産業別にみると、金融業・保険業が同11.2%増と大幅に伸びた。
また、名目賃金に消費者物価指数を反映した実質賃金は1.9%増、持家の帰属家賃を含む「消費者物価指数(総合)」を使用した算出では2.1%増だった。
現金給与総額のうち、基本給など所定内給与は27万7916円(前年同月比3.4%増)、残業代など所定外給与は2万1180円(同4.2%増)となり、これらを合わせた「きまって支給する給与」は29万9096円(同3.4%増)だった。
賞与など「特別に支払われた給与」は1万3329円で、7.4%増加した。
1人平均の総実労働時間は139.9時間(同0.3%増)で、このうち所定内労働時間は129.7時間(同0.3%増)、所定外労働時間は10.2時間(同0.0%増)。
一般労働者の総実労働時間は1.0%増の167.8時間、パートタイム労働者の総実労働時間は2.1%減の79.2時間。
調査は全国3万3092事業所を対象に実施し、2万2254事業所の有効回答を集計した(有効回答率67.2%)。