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健保ニュース 2024年4月下旬号

令和6年度DPC対象病院
1786施設、48.4万床に増加

厚生労働省は10日に開催された中央社会保険医療協議会(小塩隆士会長)の総会に、令和6年度診療報酬改定を踏まえたDPC/PDPSの現況を報告した。

6年度改定では、DPC対象病院の基準やDPC/PDPSにかかる医療機関別係数、診断群分類点数表の見直し等の対応が実施され、6年6月時点(見込み)のDPC対象病院は前年度比25病院増の1786施設、DPC準備病院は同14病院減の242施設となった。

DPC対象病院の病床規模別の内訳は、▽100床未満:363施設▽100~199床:466施設▽200~299床:328施設▽300~399床:222施設▽400~499床:156施設▽500床以上:251施設で、100~199床の施設が最も多い。

DPC準備病院の病床規模別の内訳は、▽100床未満:175施設▽100~199床:63施設▽200~299床:4施設▽300床以上:0施設─となり、200床未満の施設に集中している。

また、DPC算定病床数はDPC対象病院が48万3721床(前年度比393床増)、DPC準備病院が1万9291床(同2848床減)で、このうち、急性期一般入院料1~6の届出病床数は約39万床、特定機能病院入院基本料の届出病床数は約5.7万床となる。

このほか、傷病名数は506(前回改定比4増)、診断群分類数は3248(同1478減)。診断群分類のうち、包括対象となる支払い分類数は2348(同14増)だった。

なお、今回報告された現況は、診療報酬改定DXを推進する観点から、6年度改定の施行時期を、例年の4月1日から6月1日に後ろ倒ししたことを踏まえ、6年6月時点(見込み)の数値を用いている。

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