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健保ニュース 2022年8月合併号

後藤厚労相が来賓あいさつ
全世代型社会保障 改革の歩みを推進
健保の保険者機能発揮に期待

後藤茂之厚生労働相は7月22日の健保連総会で来賓あいさつし、成長と分配の好循環を図りながら、すべての人が安心できる全世代型社会保障の構築が必要と強調した。給付と負担のバランスを確保し、持続的な医療保険制度を守っていけるよう、「改革の歩みを止めることなく進めていく」との考えを示した。健保組合には、世界に冠たる国民皆保険制度を守っていくための尽力に感謝したうえで、今後も保険者機能を十分に発揮し、医療や健康を支えていく活動に期待した。(後藤厚労相のあいさつ要旨は次のとおり。)

常日頃、健保組合、健保連の皆さんには組合員とその家族、地域の皆さんの健康を守っていただくために、また、より良い制度の構築のために活躍いただき、心から感謝申し上げる。

今、新型コロナウイルス感染症により、厳しい状況が続くなか、保険者機能を発揮し、医療をしっかり支えていく尽力を賜っていることに対しても、改めて感謝申し上げる。

本年は健康保険法が公布されてからちょうど100周年となる年である。健康保険法から始まった、わが国の公的医療保険制度は、様々な制度の改正を経て、今では世界に冠たる国民皆保険制度に成長している。

これからもわれわれはこの皆保険制度をしっかりと守っていかねばならないわけだが、こうした国民皆保険をつくり、そして守っていくにあたって、本当に健保組合、健保連の皆さんの尽力は大変大きかったものと心から感謝申し上げる。

今後とも保険者機能を十分に発揮し、医療あるいは関係者1人ひとりの健康を支えていただく活動をお願いしたい。

一方、社会保障制度については、成長と分配の好循環を図りながら、すべての人が安心できる全世代型の社会保障を構築していくことが必要である。

本年10月には、一定所得以上の75歳以上高齢者にかかる窓口負担が2割に引き上げられる。こうした取り組みを1つひとつ丁寧に積み上げ、今後とも給付と負担のバランスを確保しつつ、持続的な医療保険制度を守っていけるよう全世代型社会保障制度の改革を、しっかりと歩みを止めることなく進めていきたいと考えている。

また、オンライン資格確認についても、「骨太の方針2022」において、来年の4月から保険医療機関等に対して導入を原則として義務づけることになった。令和6年度中には保険証の発行を選択制にする、また、将来的には保険証の原則廃止をめざす方向で検討していくという大きく踏み出す決定をした。

いずれにしても、オンライン資格確認はデータヘルス改革を進めていくうえでの基盤となるものであり、そういう意味では、こうした取り組みも含めてデータヘルス改革をしっかりと進めていくことが大切だ。

最後になるが、皆さんにお世話になっていることを改めて心から感謝申し上げる。今後とも世界に冠たる素晴らしい全世代型の社会保障、国民皆保険をしっかりと実現できるよう、皆さんとともに、これからも改革の道を進んでいけるよう、そのことを申し上げて私からの日頃のご尽力に対する感謝と、お祝いのあいさつとする。

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