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健保ニュース 2019年7月下旬号

健保連定時総会
大塚会長 制度改革を一刻も早く実現
22年焦点に要求実現活動を強化

健保連は19日、東京・中央区のベルサール八重洲で第204回定時総会を開いた。冒頭あいさつした大塚陸毅会長は、健保組合を取り巻く環境が少子高齢化の進行等により、一層厳しくなるなか、今後も健保組合が存続し、加入者の健康と国民皆保険制度を守っていく必要があると強調し、「確固たる使命感と粘り強い取り組みで、必要な制度改革を一刻も早く実現し、令和の時代の健保組合の展望を切り開いていきたい」と述べた。まずは3年後に迫りくる団塊の世代が後期高齢者に入り始める2022年を焦点にあて、改革実現に向けた活動を進めていく考えを示した。今後の方針としては、2022年までに高齢者医療費の負担構造改革を実現するため、8月の要求実現対策本部で重点政策を決定し、健保組合・健保連の主張を政府の骨太方針2020に反映し、再来年の通常国会での関連法案の成立に結びつけることをあげた。

第204回定時総会会長挨拶(PDF)

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