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季節の健康レシピ

季節の食材を使った、簡単でおいしいお料理を、管理栄養士の藤原 朋未先生がご紹介します。

ラク!うまっ!ヘルシー!季節の彩りごはん vol.03

栄養抜群なのにお手頃価格なもやしと豆苗の時短おかず

節約食材として欠かせないもやしと豆苗をスピーディーに炒めた時短おかずを紹介します。豆苗は緑黄色野菜と豆の栄養を併せ持つ“栄養コスパ”の高い食材です。豆苗に含まれるビタミンB群は体内の代謝やエネルギー産生に必要不可欠な栄養素。また、食物繊維も豊富に含まれるため、体型維持や腸活にも役立ちます。もやしは95%が水分のため、低エネルギー、低脂質でありながらカリウムや食物繊維などの栄養もしっかり含みます。

副菜は、食塩相当量がわずか0.5gですが、しょうが、青じそ、ごまの香り高い食材を使うことで減塩を感じさせません。レンジ調理であれば、少ない油でもなすのとろける食感が楽しめます。

1人分エネルギー 283kcal、食塩相当量 2.2g

豆苗:1袋(100g)
Ⓐ
 鶏がらスープの素:小さじ1
 砂糖:小さじ1
 豆板醤:小さじ1
 にんにく(すりおろし):小さじ1
 みそ:小さじ2
 水:150ml
 片栗粉:小さじ2
ごま油:小さじ1
豚ひき肉:200g
もやし:1/2袋(100g)
糸唐辛子:(お好みで)少々
  • 豆苗は半分の長さに切る。
  • Ⓐの材料を混ぜ合わせておく。
  • 中火で熱したフライパンにごま油を入れて、豚ひき肉を入れて炒める。
  • 肉の色が変わってきたらもやしと豆苗を加えて2分ほど炒め合わせる。
  • よく混ぜ合わせたⒶを加えてときどきかき混ぜながら3分ほど炒める。
  • 全体にとろみが付いたら火を止める。
  • 器に盛り、お好みで糸唐辛子をのせる。
POINT
調味料に片栗粉を直接入れるので、とろみ付けが簡単。ダマにならないようしっかり混ぜてから加えよう!

1人分エネルギー 60kcal、食塩相当量 0.5g

なす:2本(160g)
青じそ:3枚
ごま油:小さじ2
Ⓐ
 すりごま(白):小さじ1
 しょうが(すりおろし):小さじ1
 しょうゆ:小さじ1
  • なすは1cm幅の輪切りにする。青じそは手でちぎる。
  • 耐熱容器になすを入れてごま油を加えて全体にからめる。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分30秒ほど加熱する。
  • 水気を切り、青じそとⒶを加えて和え、器に盛る。

藤原 朋未(管理栄養士)

藤原 朋未 ふじわら ともみ(管理栄養士)

管理栄養士のほか乳幼児食指導士、妊産婦食アドバイザーの資格も持つ。保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師も務める。 Instagramではヘルシーかつ簡単でおいしいレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」では、子どもの食に関する情報を発信中。3児のママ。

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