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健保ニュース

健保ニュース 2026年3月中旬号

7年7月診療分
健保組合医療費 最高は高血圧症
上位30疾病調査

健保連はこのほど、令和7年7月診療分の「健保組合医療費上位30疾病に関する動向調査」の結果を発表した。医療費が最も高かったのは「本態性高血圧」で96億8237万9160円だった。

調査は毎年4、7、10、1月診療分の疾病動向の観察を目的に、健保組合の医療費上位30疾病について、「医科合計」、「医科入院」、「医科入院外」別に集計。今回は、1272組合の加入者2496万6060人を対象に実施した。

医科医療費の上位6疾病は、①本態性(原発性〈一次性〉)高血圧(症)が96億8237万9160円(前回調査96億3011万6740円)②2型〈インスリン非依存性〉糖尿病〈NIDDM〉が87億1899万8450円(同87億1983万2470円)③喘息が85億8060万3230円(同92億9161万9830円)④血管運動性鼻炎及びアレルギー性鼻炎〈鼻アレルギー〉が75億47万9570円(同126億1166万1200円)⑤アトピー性皮膚炎が64億3629万1440円(同62億576万7900円)⑥乳房の悪性新生物〈腫瘍〉が63億9511万8000円(同64億1521万6100円)──。

「本態性高血圧」、「アトピー性皮膚炎」が増加する一方で、「2型糖尿病」、「喘息」、「鼻アレルギー」、「乳房の悪性新生物」は減少した。

また、都道府県別の順位では35道府県で「本態性(原発性〈一次性〉)高血圧(症)」が1位となった。

医療費全体(医科+調剤)に占める割合は、①2.88%②2.60%③2.56%④2.23%⑤1.92%⑥1.90%──で、上位6疾病で医療費全体の14%超を占める。

一方、受診者数は①159万3332人(前回調査162万8846人)②54万1610人(同54万3225人)③113万3700人(同128万5812人)④217万98人(同307万8361人)⑤62万7704人(同63万17人)⑥8万6489人(同8万7362人)──。

「鼻アレルギー」が最も多く、「本態性高血圧」「喘息」と続いた。また、1000人あたりの受診人数は①63.8人②21.7人③45.4人④86.9人⑤25.1人⑥3.5人──だった。

医療費を男女別にみると、男性は、▽本態性高血圧▽2型糖尿病▽喘息▽鼻アレルギー▽睡眠障害▽アトピー性皮膚炎──、「女性」は▽乳房の悪性新生物▽喘息▽女性不妊症▽鼻アレルギー▽本態性高血圧▽その他の関節リウマチ──の順で、喘息は男性で3位、女性で2位となっている。

入院・入院外別では、入院が▽心房細動及び粗動▽脳梗塞▽処置の合併症▽乳房の悪性新生物▽股関節症▽脳内出血──、「入院外」が▽本態性高血圧▽2型糖尿病▽喘息▽鼻アレルギー▽アトピー性皮膚炎▽詳細不明の糖尿病──の順に医療費が高かった。

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