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2020年11月上旬号

第203回臨時国会が10月26日に召集され、菅義偉首相は衆参両院の本会議で就任後初となる所信表明演説を行い、社会保障分野では高齢者医療の見直しや毎年薬価改定の実現などに向けた取り組みを推進する方針を表明した。会期は12月5日までの41日間となる。

医療保険部会が任継制度見直しを議論
保険料設定で退職前報酬も可能
佐野副会長 厚労省案は踏み込み不足

厚生労働省は10月28日の社会保障審議会・医療保険部会で、次期医療保険制度改革の一環として、任意継続被保険者制度の見直し案を提示した。任継被保険者に賦課する保険料の設定方法について、健保組合の規約により、従前(退職時)の標準報酬月額を算定基礎として選べることを可能とする考えを示した。被保険者期間は最長2年とする現状の仕組みを維持する方針だが、被保険者からの申請による任意脱退を認める。いずれも健保法の改...

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傷病手当金を議論
佐野副会長 資格喪失後給付を問題視
支給期間は共済に揃える方向

医療保険部会は10月28日、傷病手当金のあり方を議論した。健保連の佐野雅宏副会長は、傷病手当金について、資格喪失後の継続給付と支給件数の多い精神疾患の取り扱いを主要論点に位置づけ、これまでの議論と同様に、資格喪失後も一定期間支給する現行の仕組みを改めて問題視し、雇用保険の給付を含めた見直しの必要性を主張した。傷病手当金の継続給付は、資格喪失時に支給を受けており、1年以上被保険者であった者が喪失後も同一の...

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菅首相が所信表明演説
高齢者医療の見直しを推進
毎年薬価改定の実現に対応

第203回臨時国会が10月26日に召集され、菅義偉首相は衆参両院の本会議で就任後初となる所信表明演説を行った。会期は12月5日までの41日間となる。社会保障分野では、不妊治療への保険適用の早急な実現など、少子化対策への対応を前面に打ち出したほか、団塊の世代が75歳以上の高齢者となる2022年を見据えた高齢者医療の見直しや令和3年度の毎年薬価改定の実現、オンライン診療の恒久化などに向けた取り組みを推進する方針を表明した...

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厚労・行革・デジタル相が合意
オンライン初診 「かかりつけ医」対象に解禁

田村憲久厚生労働相は10月30日の閣議後記者会見で、初診も含むオンライン診療の恒久化に関し、患者が普段から受診している「かかりつけ医」を対象にオンライン初診を解禁する方針を表明した。河野太郎行政改革担当相、平井卓也デジタル改革担当相との申し合わせで合意した内容で、受診が初めての患者に対するオンライン診療については、「安全性、信頼性の観点からハードルが高い」との認識を示した。田村厚労相は、「かかりつけ医と言...

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出産育児一時金の支給水準
年末の改革論議の俎上に
田村厚労相 保険者の理解前提に対応

田村憲久厚生労働相は10月27日の閣議後記者会見で、健康保険の加入者が出産した際に原則42万円を支給する出産育児一時金の水準について、現在集計している出産費用にかかる実態調査の結果を踏まえつつ、一時金を負担する保険者の理解を前提に対応していく意向を表明した。後期高齢者医療費の自己負担割合の見直しなど、年内の取りまとめに向け検討を進めている医療保険制度改革の議論の俎上に、出産育児一時金の支給水準の見直しが急...

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平成30年度特定健診・保健指導実施率
全保険者 健診55%、指導23%
健保組合は健診78%、指導26%

厚生労働省は10月23日、第3期特定健康診査等実施計画期間の初年度となる平成30年度の特定健診・保健指導の実施状況をまとめ、公表した。全保険者における特定健診の対象者は5372万3213人で、このうち2939万6195人が受診し、実施率は54.7%と前年度に比べ1.6ポイント上昇した。実施率は45~54歳が60%台と高く、女性(49.7%)に比べ男性(59.8%)の方が高かった。男女とも60歳以上で実施率が低くなる傾向がみられた。特定保健指導の対象者は特定健診...

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健保連 柔整点検事業者と意見交換
照会業務の質の向上を求める

健保連はこのほど厚生労働省の担当官をオブザーバーに招き、健保組合など保険者から委託を受けて柔整療養費申請書の点検事務を受託している事業者との個別意見交換を行った。同省では、被保険者等への患者照会が不適切な事例を把握し、指導や是正など必要な対応を図るため、平成30年に相談窓口を設け、必要に応じ対応を実施してきた。今回は同省が健保組合に行った指導・助言や相談窓口に寄せられた内容の概要をもとに、照会業務の内容...

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上手な医療のかかり方アワード
優秀賞 ダスキン健保の取組みを紹介
緊急時、困ったときの窓口を周知

医療のかかり方に関し優れた啓発活動や取り組みを表彰する「第1回上手な医療のかかり方アワード」で、受賞した団体の取り組みを紹介するオンラインイベントが10月22日に開催され、昨年度に保険者部門で優秀賞を受賞したダスキン健保組合の取り組み「緊急時、困ったときの窓口を周知する〈119番する前に〉」が紹介された。同健保組合の石井善子常務理事は、受賞した取り組みについて、加入者から「外出先で体調を崩し、今は落ち着いて...

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