健康コラム
季節の健康レシピ
季節の食材を使った、簡単でおいしいお料理を、管理栄養士の藤原 朋未先生がご紹介します。
皮ごと調理でシャキシャキ食感 れんこんと豚こま肉のマスタード炒め
旬のれんこんをお手頃価格の豚こま切れ肉と合わせた、洋風味付けの炒め物の献立をご紹介します。れんこんの皮は薄いため、よく洗って皮ごと調理するのがお勧めです。皮に含まれる食物繊維などの栄養を摂ることができるだけではなく、皮の歯ごたえがアクセントになって、よりシャキシャキとした食感を楽しめます。
副菜は、生の春菊にこんがりと焼いたベーコンを混ぜ合わせたサラダです。旬の春菊は葉が柔らかく、香りも良いので生食でもおいしく食べられ、ビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミンを効率良く摂取できます。ベーコンをカリカリに焼くときに染み出た脂が、ドレッシングの旨味を引き立たせます。
1人分エネルギー 374kcal、食塩相当量1.5g
  
- れんこんは皮つきのまま1cm幅の半月切りにする。
 - 味付け用合わせ調味料Ⓐを混ぜ合わせる。
 - フライパンに豚肉を入れて下味Ⓑを付ける。片栗粉をまぶして全体になじませる。
 - ③にオリーブ油を回し入れ、中火にかける。豚肉に軽く火が通ってきたら片側に寄せ、空いたところにれんこんを加える。
 - れんこんは重ならないように並べ、片面2分ずつ焼く。
 - 全体に火が通ったらⒶを加えてさっと炒め合わせる。
 
- ラク技!
 
下味や衣付けは全てフライパンの中で行うので、洗い物が少なくすみます。
1人分エネルギー 84kcal、食塩相当量 0.8g
  
- 春菊はざく切りにし、器に盛り付ける。ベーコンは1cm幅に切る。
 - フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、ベーコンを焼く。
 - ベーコンに焼き色が付きカリカリになったら一度火を止める。Ⓐを加えて混ぜ合わせ、再び火をつけてさっと煮立たせる。
 - ①に③を入れて全体を混ぜ、粉チーズを振る。
 

藤原 朋未 ふじわら ともみ(管理栄養士)
管理栄養士のほか乳幼児食指導士、妊産婦食アドバイザーの資格も持つ。保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師も務める。 Instagramではヘルシーかつ簡単でおいしいレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」では、子どもの食に関する情報を発信中。3児のママ。
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