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健保ニュース

健保ニュース 2022年12月上旬号

貢献と功績称え
健保組合関係者51名表彰
令和4年度厚生労働大臣表彰

厚生労働省は11月17日、「令和4年度健康保険組合関係功績者厚生労働大臣表彰」の受賞者51名を表彰した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年度も2年度以降の形式と同様に表彰式を中止し、表彰状の発送をもって表彰に代えた。

表彰にあたり加藤勝信厚労相は祝辞を寄せ、長年にわたり健保組合の運営を担い、その発展に尽力してきた受賞者に対し、敬意と謝意を表した。あわせて、「これまで培われた豊富な知識と経験を大いに活かし、保険者機能を発揮いただきながら、今後とも、健康保険組合の安定的な運営に取り組んでいただくことを期待しています」と激励するとともに、益々の健勝を祈念した。(加藤厚労相からの祝辞は次のとおり)

厚生労働大臣祝辞
長年の組合運営に敬意と謝意
加藤勝信厚労相

今回、表彰を受けられる皆様に、心よりのお祝いを申し上げます。
 従業員と事業主が協力して運営する健康保険組合は、現在約2900万人の加入者の健康を支えるとともに、国民皆保険の維持・発展のために大きな役割を発揮していただいております。

表彰を受けられる皆様方は、長年にわたり、健康保険組合の運営を担い、その発展のため御尽力いただいております。その功績は組合の運営を担う方々の模範となるものであり、深く敬意と謝意を表します。

今年、健康保険法は施行後100年の節目を迎えます。健康保険法から始まった我が国の医療保険制度は、皆様方の多大な貢献もあり、国民が良質な医療を受けられ、長寿を全うできる社会の基盤として着実に発展を遂げてまいりました。

一方で、近年急速に進展する高齢化や医療の高度化の影響などにより、医療費は増加し続けております。将来にわたって国民皆保険を堅持していくためには、給付と負担のバランスを確保しつつ、すべての世代が安心できる全世代型社会保障制度の構築を進めるとともに、加入者1人ひとりの健康寿命の延伸をめざした予防・健康づくりの取り組みを推進し、誰もが長く元気に活躍できる社会を構築していく必要があります。

健康保険組合では、近年、加入者の予防・健康づくりを効果的・効率的に実施する健康スコアリングレポートを活用しながら、加入者の特性に応じた様々な保健事業を実施していただいております。

皆様には、これまで培われた豊富な知識と経験を大いに活かし、保険者機能を発揮いただきながら、今後とも、健康保険組合の安定的な運営に取り組んでいただくことを期待しています。

最後になりますが、皆様の益々の御健勝をお祈りいたしまして、甚だ略儀ではありますが、書中をもちまして御祝詞とさせていただきます。

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