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健保ニュース 2026年1月下旬号

6年度後期高齢者支援金
減算対象健保組合 4割減の216組合
総合評価「上位20%」要件化が影響

厚生労働省はこのほど、令和6年度の後期高齢者支援金の加算・減算状況を公表した。減算対象保険者は、健保組合が前年度比160組合(42.6%)減の216組合、共済組合が17組合(56.7%)減の13組合で、総数は177組合(43.6%)減の229組合となった。6年度に始まった第4期の加算・減算制度から、「総合評価指標の合計点数上位20%に該当すること」を要件としたことが大幅減につながったとみられる。

加算対象保険者は健保組合72組合(前年度比5組合減)、共済組合7組合(同3組合減)の計79組合で、加算総額は6675万円増の17億879万円に上った。

後期高齢者支援金の加算・減算制度は、健保組合と共済組合を対象に、特定健診・保健指導の実施率などに応じて同支援金を加算(ペナルティー)、減算(インセンティブ)する仕組み。特定健診・保健指導の実施率が一定未満の場合に加算対象となり、実施率に加え、後発医薬品の使用割合やがん検診の実施状況、コラボヘルスの体制の整備状況など複数の指標で総合的に評価し、上位に入ると減算対象となる。

加算率、減算率いずれも複数の区分で段階的に設定しており、加算と減算の規模が同じになるよう、加算総額に応じて減算率などを定める。

6年度の健保組合の加算対象範囲は、▽特定健診実施率=単一70%未満、総合64.6%未満▽特定保健指導=単一11.4%未満、総合5%未満──で、総合健保の特定健診実施率が前年度の「63.2%未満」から1.4ポイント引き上げられた。

5年度の特定健診・保健指導の実績から加算対象となった健保組合(72組合)の内訳は、単一が60組合(前年度比6組合減)、総合が12組合(同1組合増)。加算額はそれぞれ7億5842万(同2億104万円増)、3億2641万円(同8755万円増)となる。特定健診、特定保健指導の両方で加算対象になった健保組合は単一7組合、総合2組合だった。

減算率は保険者の種別に関係なく5区分に設定しており、6年度は最も高い第1区分を0.500%、最も低い第5区分を0.133%とした。6年度の減算対象の健保組合(216組合)の内訳は、単一が131組合減の181組合、総合が29組合減の35組合。

区分別にみると、▽第1区分(減算率0.500%)=単一13組合、総合2組合▽第2区分(同0.408%)=同28組合、同1組合▽第3区分(同0.317%)=同36組合、同12組合▽第4区分(同0.225%)=同47組合、同6組合▽第5区分(同0.133%)=同57組合、同14組合──となった。〈6年度後期高齢者支援金の減算対象健保組合は次の通り〉

第1区分(減算率0.500%)

該当基準:総合評価指標の合計点数上位20%に該当し、かつ総合評価指標の必須項目を全て満たす保険者のうち、合計点数が146点以上


〇単一健保(13組合)

▽北國FHD159点▽グラクソ・スミスクライン157点▽明治安田生命153点▽住友ファーマ153点▽京都中央信用金庫153点▽徳島大正銀行153点▽花王151点▽エプソン150点▽愛三工業149点▽トクヤマ149点▽デンソー147点▽KOA146点▽チノン146点


〇総合健保(2組合)

▽愛知県信用金庫150点▽しんくみ東海北陸150点

第2区分(減算率0.408%)

該当基準:総合評価指標の合計点数上位20%に該当し、かつ総合評価指標の必須項目を全て満たす保険者のうち、合計点数が136点以上~145点以下


〇単一健保(28組合)

▽第一生命145点▽アドバンテスト145点▽阿波銀行145点▽共愛会145点▽山形銀行144点▽野村證券144点▽スターバックスコーヒージャパン144点▽YG143点▽資生堂142点▽アクサ生命142点▽中部電力141点▽ニップン140点▽FUJI140点▽岩谷産業140点▽ファイザー139点▽三菱UFJニコス139点▽トヨタ自動車139点▽秋田銀行137点▽コスモスイニシアグループ137点▽東和銀行137点▽大同特殊鋼137点▽大分銀行137点▽東北電力136点▽大和証券グループ136点▽公庫関係136点▽内田洋行136点▽ポーラ・オルビスグループ136点▽カゴメ136点


〇総合健保(1組合)

▽北海道信用金庫138点

第3区分(減算率0.317%)

該当基準:総合評価指標の合計点数上位20%に該当し、かつ総合評価指標の必須項目を全て満たす保険者のうち、合計点数が128点以上~135点以下


〇単一健保(36組合)

▽中外製薬135点▽ブラザー135点▽南都銀行135点▽熊本銀行135点▽アクセンチュア134点▽ヤマハ133点▽中国電力133点▽東邦銀行132点▽みずほ132点▽SCSK132点▽アコム132点▽オオゼキ132点▽十六フィナンシャルグループ132点▽聖隷132点▽ATグループ132点▽石塚硝子132点▽日本ペイント132点▽豊島131点▽沖縄銀行131点▽青森銀行130点▽けいじゅ130点▽ホトニクス・グループ130点▽北洋銀行129点▽ライオン129点▽朝日生命129点▽三菱マテリアル129点▽富士ソフト129点▽トヨタ車体129点▽スズケン129点▽ロートグループ129点▽フィデア128点▽日本ガイシ128点▽大同生命128点▽イトーキ128点▽グリコ128点▽山口フィナンシャルグループ128点


〇総合健保(12組合)

▽東京都農林漁業団体134点▽東京都信用金庫132点▽静岡県信用金庫132点▽愛鉄連132点▽北海道農業団体131点▽北関東しんきん131点▽長野県農業協同組合131点▽トヨタ関連部品131点▽大阪府農協130点▽静岡県農業団体129点▽愛知県農協128点▽滋賀県農協128点

第4区分(減算率0.225%)

該当基準:総合評価指標の合計点数上位20%に該当し、かつ総合評価指標の必須項目を全て満たす保険者のうち、合計点数が116点以上~127点以下


〇単一健保(47組合)

▽キヤノン127点▽日本工営127点▽大塚商会127点▽小松製作所127点▽小島127点▽ダイハツ127点▽オムロン127点▽鹿児島銀行127点▽太陽誘電126点▽北陸銀行126点▽第一三共グループ125点▽アサヒグループ125点▽日本NCR125点▽ヤマトグループ125点▽YKK125点▽矢崎125点▽豊田自動織機125点▽肥後銀行125点▽大垣共立銀行124点▽静岡新聞放送124点▽東洋鋼鈑124点▽みちのく銀行123点▽東京電力123点▽第四北越銀行123点▽岐阜信用金庫123点▽武田薬品123点▽メットライフ122点▽群馬銀行122点▽社会保険支払基金121点▽日本旅行121点▽北野建設121点▽いよぎんグループ121点▽日産自動車120点▽ナブテスコグループ120点▽西川ゴム工業120点▽タダノ120点▽大東銀行119点▽アルバック119点▽ノバルティス119点▽プルデンシャル118点▽ジェイティ118点▽明電舎117点▽フジクラ117点▽エクシオグループ117点▽栃木銀行117点▽コスモエネルギーグループ116点▽ダスキン116点


〇総合健保(6組合)

▽名古屋薬業124点▽千葉県医業122点▽岩手県自動車販売120点▽岐阜県プラスチック事業119点▽三重県農協119点▽全国労働金庫117点

第5区分(減算率0.133%)

該当基準:総合評価指標の合計点数上位20%に該当し、かつ総合評価指標の必須項目を全て満たす保険者のうち、合計点数が105点以上~115点以下


〇単一健保(57組合)

▽七十七銀行115点▽TOPPANグループ115点▽KDDI115点▽大塚製薬115点▽三菱電機114点▽ボッシュ114点▽川崎重工業114点▽ジェイティービー113点▽帝人グループ113点▽GWA113点▽鳥取銀行113点▽NXグループ112点▽ミサワホーム112点▽オリエントコーポレーション112点▽塩野義112点▽極東開発112点▽IHIグループ111点▽マルハン111点▽ワコール111点▽古野電気111点▽農林中央金庫110点▽日刊工業新聞社110点▽澁澤110点▽カーリット110点▽鷺宮110点▽岡谷鋼機110点▽日本甜菜製糖109点▽日本アイ・ビー・エム109点▽綜合警備保障109点▽サンリオ109点▽八十二グループ109点▽スズキ109点▽サンヨー連合109点▽スリーエムジャパン108点▽ジャックス108点▽太陽生命108点▽あいちフィナンシャルグループ108点▽公文108点▽首都高速道路107点▽カヤバ107点▽AIG107点▽日立107点▽ローソン107点▽津田駒工業107点▽大同メタル107点▽綾羽107点▽ワールド107点▽高知銀行107点▽古河電工106点▽がん研究会106点▽関西テレビ放送106点▽東洋製罐105点▽オエノンホールディングス105点▽ミツトヨ105点▽プレス工業105点▽サントリー105点▽イズミグループ105点


〇総合健保(14組合)

▽北海道通運業115点▽北海道医療114点▽宮城県自動車販売114点▽埼玉県農協113点▽東京都電機112点▽関東ITソフトウェア112点▽栃木県農協112点▽東京都食品111点▽首都圏デジタル産業110点▽名古屋木材109点▽富山県自動車販売店108点▽東京金属事業106点▽出版105点▽群馬県自動車販売105点

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