健保ニュース
健保ニュース 2026年新年号
日経広告賞贈賞式
健保連が最優秀賞
医療費問題を「自分ごと化」
日本経済新聞社主催の第74回日経広告賞・第14回日経電子版広告賞の贈賞式が12月8日、東京・丸の内の東京会館で開かれ、日経広告賞で健保連が大賞に次ぐ最優秀賞を受賞した。増大する医療費の問題などを「自分ごと」として捉えてもらう工夫が評価された。
健保連の広告は令和7年1月20日付の日経新聞に掲載された。「みなさんと一緒に考えたい医療と健康保険の問題です。」をキャッチコピーに掲げ、大学入学共通テストに模して医療費や健診、市販薬の活用などに関する知識を問う問題を出題する内容になっている。解答・解説も付し、読者の理解を深めた。
贈賞式で健保連の宮永俊一会長は、広告の狙いについて、「加入者や国民に医療保険制度の存続が危ぶまれている足元の厳しい現状を理解してもらい、より良い制度を目指すため」と述べた。
また、健保連が実施したこの広告に関するアンケートでは、「私たちが進むべき方向性や取り組むべき課題などについて多くの有意義な意見をいただいた」とし、これらの意見を活用して「『ポスト2025』健康保険組合の提言」を取りまとめ、9月に発表したと強調した。
受賞については「我が国が直面する喫緊の社会課題に目を向けてもらう契機となり、ご意見をいただけたことは大変ありがたい」と語った。
審査委員長の恩藏直人・早稲田大教授は審査方法の概要について、「広告の狙いや表現上の工夫、掲載後の反響などを中心に審査した」と説明した。また、近年は社会課題への関心の高まりを背景に、企業広告のテーマが広がっていると話した。