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健保ニュース 2021年1月中旬号

協会けんぽの令和3年度収支見込み
単年度黒字2889億円
収支均衡料率は9.7%

全国健康保険協会(安藤伸樹理事長)は12月25日、政府予算案を踏まえた協会けんぽの令和3年度収支見込みを発表した。収入11兆1289億円に対し支出10兆8400億円で、単年度収支差は2889億円の黒字を見込んだ。単年度収支を均衡させた場合の保険料率は9.7%となる。3年末の準備金残高は4兆2018億円を見込む。

収入総額は11兆1289億円で、全国平均保険料率を10%に据え置く前提で推計し、直近の2年度見込みと比べると3.6%増加する。

被保険者数は同1.7%増の2531万人、標準報酬月額は同0.9%増の29万3000円とそれぞれ増加し、保険料収入が同4.4%増の9兆8596億円と見込んだ。

国庫補助等は、2年度末で新たに積み上がる超過準備金に対する国庫返納措置として609億円の減額を織り込み、同2.1%減の1兆2456億円を計上した。対前年度では、保険給付費が直近の見込みと比べて増加する一方、国庫補助等は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が反映されてない2年度予算編成時との比較のためマイナスの伸びとなっている。

支出総額は、10兆8400億円で同6.0%増と収入の伸びを上回る。
 保険給付費は同7.5%増の6兆6838億円で、加入者数が同1.7%増の4101万人、1人当たり給付費が同5.7%増の16万3000円といずれも増加する。高齢者医療への拠出金は443億円の増加を見込んだ。

介護保険料率1.8%

介護分は、3年度納付金の1兆500億円と2年度末に見込まれる不足分▲466億円を加味して、0.01ポイント増の1.8%に設定する。

3年度の納付金については、2年前の精算による過払いの戻り分として1000億円減少させる要素があるが、高齢化に伴う介護給付費の増加に加え、プラス0.7%の3年度介護報酬改定などを踏まえ、前年度から200億円増加すると見込んだ。

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