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健保ニュース 2020年3月中旬号

第1回「上手な医療のかかり方アワード」表彰式
保険者部門 ダスキン健保が優秀賞
チラシ部門 パナソニック健保が特別賞

厚生労働省が主催する「上手な医療のかかり方アワード」の表彰式が2日に開かれ、厚労省医政局長賞の保険者部門でダスキン健保組合が優秀賞、チラシ部門でパナソニック健保組合が特別賞をそれぞれ受賞した。

表彰式は、同省の有識者懇談会が平成30年に立ち上げた「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクトの一環で、医療のかかり方の教育や相談に関して優れた取り組みを行っている企業、団体、自治体を表彰するもので、今回が初めとなる。健保連と日本医師会が後援している。表彰式には、小島敏文厚労大臣政務官、吉田学医政局長、上手な医療のかかり方大使を務めるアーティストのデーモン閣下が参加した。

厚労大臣賞最優秀賞は、ブラザー工業が受賞した。
 ダスキン健保組合は、ホームページを通じて、緊急時に医療機関の受診などで困ったときに相談しやすい電話相談窓口や、オンラインによる健康相談サービスなどを紹介するとともに、広報誌に医療相談の関連情報をひとつにまとめ、紙媒体でもより分かりやすいかたちで情報を提供した。

加入者からの「外出先で体調を崩した際に相談先が分からなった」「夜間、休日などに相談する電話では話しにくい内容がある」といった声に応え、患者・家族の不安解消に努めた。

その結果、電話相談の件数が増加し、オンライン健康相談サービスの利用者からは「周りを気にせずに相談できる」という声が寄せられた。

パナソニック健保組合は、加入者向けの広報誌「けんぽニュース」を通じて適切な受診方法を周知した。

同健保は、夜間や休日に軽症患者が救急医療へ受診し、緊急性の高い重症患者の治療に支障をきたすだけでなく、病院勤務医の負担増につながっていることを踏まえ、広報誌に緊急時以外の時間外受診やはしご受診のデメリットを掲載し、加入者の適切な受診を呼びかけた。

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