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2014年7月上旬号

社会保障審議会・医療保険部会は6月23日、傷病手当金や出産手当金など現金給付の適正化を議論。厚労省は、過去の一定期間の標準報酬月額の平均額にもとづき手当金を支給する方法や加入期間要件を設けるなど見直しの論点を提示した。

現金給付の効率化を議論─社保審・医療保険部会

社会保障審議会・医療保険部会は6月23日、健康保険の傷病手当金など現金給付の効率化を議論した。休業直前に標準報酬を高く改定し、多額の手当金を受給する不適正事例を問題視する意見が目立った。今後、法改正も視野に入れ、不正受給を抑止する観点から具体策を詰める。

査定は審査支払機関が実施─保険者のレセプト事前点検

厚労省は6月23日の社保審・医療保険部会に、政府の規制改革会議が提案した保険者が審査支払機関に先立ちレセプトを点検できる仕組みの概要を説明した。希望する保険者は審査支払機関の審査の前に請求内容を点検し、疑義のあるレセプトのみ審査を依頼する仕組みで、査定は審査支払機関が行う。それ以外のレセプトは審査を経ずに請求される。

保険者機能の充実を重視─骨太方針など閣議決定

政府は6月24日、骨太方針、成長戦略改訂、規制改革実施計画を閣議決定した。いずれも医療分野は保険者機能の充実を重視し、後期高齢者支援金の加算減算の仕組みなどを通じて、保健事業に取り組む動機づけを強化する。また、加入者の健康・予防管理の推進に向け、保険者によるヘルスケアポイントの付与や現金支給の普及を図る。

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