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2013年 7月中旬号

健保連は5日の第465回理事会で、24年度の健保連事業報告や健保連一般会計収入支出決算、各特別会計収入支出決算、交付金交付事業の実施規程施行細則の一部改正などを審議し、原案どおり了承した。

高齢者医療への公費拡充に全力─健保連理事会

健保連は5日、理事会を開催した。平井会長に代わりあいさつした布施副会長は、消費税率8%への引き上げに伴う社会保障制度の財源配分の議論が年末にかけてヤマ場になると指摘。高齢者医療への公費拡充に向け、組織をあげて全力で取り組む決意を表明した。

健保連が医療提供体制改革へ「見解」

健保連は4日、「医療提供体制に関する健保連の見解」を発表した。医療提供体制の効率化に向け、▽一般病床の機能分化・連携強化▽在宅医療の推進に必要な基盤整備▽総合診療医の早期養成─などの施策を進めるべきと指摘。健保組合に対しても、医療提供体制の改革や方向性について加入者への情報提供や啓発活動を強化するよう要望した。

24年度協会けんぽ決算は3104億円の黒字

全国健康保険協会は9日、協会けんぽの24年度決算見込みを発表した。医療分の収支は3104億円の黒字を計上し、準備金残高は5054億円に達した。財政状況は大幅に改善したが、同協会の小林理事長は「赤字構造は変わらない」とし、特例支援措置の継続・拡充を求めた。

1件点数は入院3%増、外来1.8%増─24年診療行為別調査

厚労省は6月27日、24年社会医療診療行為別調査の結果を公表した。24年度診療報酬改定の医科1.55%の引き上げや高齢化などの自然増を受け、医科診療の1件当たり点数は入院が4万8962.8点、外来は1314.9点となり、前年比でそれぞれ3.0%、1.8%増加した。

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