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2012年 9月上旬号

中医協は8月22日、入院基本料や医療技術の費用対効果評価のあり方など、次期診療報酬改定の主要課題を議論。薬価制度改革は、診療側が参照価格制度を検討の対象から除外するよう提案し、支払側は態度を保留した。

23年度概算医療費は過去最高の37.8兆円

厚労省は8月24日、23年度の概算医療費を公表した。医療費総額は過去最高の37.8兆円に達し、前年度に比べ1.1兆円、3.1%増加した。増加の要因は1日当たり医療費の伸び(3.2%増)で、特に医療の高度化が影響したとみられている。

健保連が民主党に25年度予算要望

健保連の白川修二専務理事は8月23日、民主党の厚生労働部門会議に出席し、25年度政府予算概算要求に対する健保連の要望事項を説明した。拠出金負担の増加を要因とする健保組合財政の悪化に強い懸念を示し、高齢者医療運営円滑化等事業補助金や給付費等臨時補助金など、財政支援対策の拡充を求めた。

適用拡大の改正内容を通知―厚労省

厚労省は8月22日付、短時間労働者への社会保険の適用拡大など年金機能強化法の改正内容を説明する保険局長通知を健保組合理事長あてに送付した。適用拡大に伴い保険財政に大きな影響が生じる医療保険者の負担を緩和するための特例措置を実施する。

社会保障の国民的議論に期待―24年版厚生労働白書

厚生労働省は8月28日、24年版厚生労働白書を公表した。「社会保障を考える」をテーマに、国民1人ひとりが参画する国民的議論の一助となることを期待した。合わせて、社会保障の給付と負担のバランスの考え方などの意識を調べた調査結果を掲載した。

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