対談・イベントレポート
イベントレポート
健康みらいトーク in 茅野
健康・安心・元気なみらい
健保連長野連合会は7月7日、茅野市内のホールで「健康みらいトークin茅野」を開催した。市内外から約300人が参加し、会場は満席となった。
フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏による講演では、「いつまでも若く生きる秘訣」をテーマに、医師など専門家との対談で得た知見や自身の健康法などを紹介。その後は、地元選出の自民党の後藤茂之衆院議員を迎え、「健康で安心な未来を創ろう」と題したトークセッションを行った。
厚生労働部会長や厚生労働委員長を歴任した後藤氏は、人口構造の変化に伴う社会保障の負担構造について、かつては多くの現役世代で1人の高齢者を支える「みこし型」だったが、現在では3人が1人を支える「騎馬戦型」となり、今後は1人が1人を支える「肩車型」になると説明し、高齢化や医療の高度化で高騰する医療費をどう負担していくかが課題と指摘した。
また、諸外国を例に日本の皆保険制度の優位性を強調し、少子高齢社会において皆保険を維持していくためには、国民1人ひとりの健康リテラシーの向上や社会参画も重要と述べた。健保組合におけるデータヘルス計画の推進などに期待を寄せた発言とみられる。