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イキイキごはん

季節の食材を使った、簡単でおいしいお料理を、管理栄養士・やさい料理研究家の大畑ちつる先生がご紹介します。

今日もいきいき!旬ごはん vol.12

雛祭りを彩る鮮やかちらし寿司

雛祭りのごちそうといえばちらし寿司。細かくこしたゆで卵を散らし、梅ニンジンと絹サヤを添えて、春の花畑のように華やかに仕上げました。

ニンジンは梅の形に切ったあと、切り落とした部分も無駄なく使います。ほんのり甘く煮たニンジンを混ぜたすし飯は、塩昆布が味のアクセントです。

卵は錦糸卵にすることが多いですが、卵焼きを薄く、何枚も焼くのは時間がかかるもの。ゆで卵を使うと手軽でミモザサラダのようにカラフルな盛り付けができます。固めにゆでて、白身と黄身を分けてこすのが、色が混ざらずきれいに仕上げるポイントです。

雛祭りにハマグリを食べるのは、二枚貝は対の貝殻としかぴったり合わないことにちなんで、将来の良縁を願ってのことだとか。菜の花といっしょに酒蒸しにして、旬の滋味を味わいましょう。

1人分355.7kcal、塩分2.01g

米 1合
水 150cc
昆布 3cm角
ニンジン 1/2本
固ゆで卵 1個
塩昆布 5g

A
一番だし 100cc
砂糖・薄口しょうゆ 各小さじ1

〈すし酢〉
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/4
  • 米は洗ってザルにあげて30分置く。炊飯器に水150ccと昆布3cm角を入れ、普通に炊く。
  • すし酢の材料は電子レンジまたは小鍋で温め、砂糖を溶かす。固ゆで卵は白身と黄身を分けておく。
  • ニンジンは4枚を厚さ1cmの輪切りにして梅ニンジンを作り、切り落とした部分は取っておく。残りは千切りにする。
  • 鍋にAと梅ニンジンを入れて3分煮て、残りのニンジンを入れてさらに3分煮る。
  • ボウルに炊き立てのご飯を入れ、すし酢、よく汁気を切ったニンジン(梅ニンジン以外)を加える。サックリと混ぜ合わせたら、早く冷めるように広げる。
  • すし飯の粗熱がとれたら器に半量をよそい、塩昆布を広げ、その上に残りの半量をのせる。ザルで卵の白身、黄身の順でこしながら散らす。ゆでた絹サヤ、梅ニンジンを散らす。
POINT
ご飯に味が染み込むのは、温度が下がるとき。ボウルに薄く広げると冷めやすくなり、味が早く染み込むのです。ご飯の粒もはっきり仕上がります。

1人分57.8kcal、塩分0.6g

ハマグリ(砂抜き済み) 2個
菜の花 1束

A
酒・水 各大さじ2
  • ハマグリは殻をこすり合わせるように洗い、水気を切る。菜の花は下1cmを切り落とし、長さ半分に切る。
  • 鍋にハマグリ、菜の花を入れ、Aを入れてふたをする。中火にかけて、ハマグリの口が開いたら火を消し、ふたをしてしばらく置いてから器に盛る。

大畑ちつる

大畑ちつる(やさい料理研究家・管理栄養士)

大阪産野菜、大阪の味に特化した「なにわ料理」の専門家として、旬野菜を美味しくする月替りのおばんざいを学ぶ料理教室を主宰。和食の基礎が自然と身に付く上、味覚が繊細になるレシピは、最短ルートで料理上手になれると定評がある。大学院では幼児食育を研究し、卒業後は中央卸売市場に勤務し、野菜と果物のあらゆる知識を習得。NHK「ごごナマ」等メディアに多数出演、年2回開催の50人規模の親子クッキングは毎回満員である。

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