7月号のご紹介
■特集※試し読みはできません
地域包括ケアの推進
地域包括ケアシステムは、介護を必要とする高齢者に対し、住まいや医療、介護などが一体的に提供される仕組みです。おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域を単位として体制整備が図られることになります。病院や介護施設の〝資源〟とサービス提供の〝量〟は、地域ごとに異なりますが、それぞれの地域に応じたサービスを組み合わせ提供する体制を整えることが地域包括ケアシステムの特色とされています。
今月号では、制度の持続可能性を考えるうえで、今後の望ましい方向性といえる地域包括ケアの推進をテーマに、その成り立ちや意義を再確認し、今後、地域包括ケアを推進するための支援策や課題を、地域包括ケア実現に向け中核的な機関と位置づけられている地域包括支援センターの取り組みから探ります。
■主な連載☆は試し読みができます
☆視点 | 新たな保険外併用の仕組み 「患者申出療養」の創設について |
☆時の流れ | 政府が新成長戦略を閣議決定 国会は終始与党ペース 重要課題を見据え秋の内閣改造を視野 |
○高齢者医療・ 介護の現場から |
「地域包括ケアシステム」を つくり上げるまでの30年 |
○宮武剛の 社会保障“言論” |
年金の財政検証 「100年安心」は「100年努力」から |
○やまけんの 日本まるごと食探訪 |
清く正しきお弁当が静岡県浜松市にある。 本当に安心できる食を世に問う 知久屋さんを尋ねた。 |
○Nouvelle Japon 現代芸術の開拓者たち |
風化する〝芳香剤の山〟と〝記憶〟 ―― 西村 健太 |
○経済の窓 | 「成果型」は悪法か 「残業代ゼロ」批判もはや時代遅れ |