5月号のご紹介
■特集※試し読みはできません
職場環境と働く人の健康
2011年版「産業人メンタルヘルス白書」(公益財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所)によると、〝仲間や企業・組織体との絆がメンタルヘルス向上に貢献〞〝社交性が低い日本人にとって職場の仲間との絆が大切〞であるとし、上司、同僚、組織、家族のいずれも関係が良好であれば、メンタルヘルスを向上させる――と報告しています。企業や組織の数だけそれぞれ環境は異なり、働く人の健康も少なからずその影響を受けるのかもしれません。
本誌ではこれまで、職場環境の改善・向上の視点から、働く人のコミュニケーションや風通しがよりよくなれば、働く人たちの健康度が向上し、さらには企業・組織の生産性の向上にもつながっていくのではないか――というスタンスのもと特集してきましたが、今号では、これらの流れを踏まえながら、〝職場環境と働く人の健康〞をテーマにお届けします。
■主な連載☆は試し読みができます
☆視点 | 皆保険体制を支えてきた健保組合の存続にむけて |
☆時の流れ | 負担バランスのとれた高齢者医療制度へ 2兆2千億円の公費投入を主張 |
○高齢者医療・介護の現場から | 検案作業の実状と課題―九州大学大学院医学研究院法医学分野教授・池田典昭医師への取材よりーその2 |
○宮武剛の社会保障“言論” | 子ども・子育て新システム「総合子ども園」はスクスク育つか |
○やまけんの日本まるごと食探訪 | 島根県の出雲地方に、素晴らしきお煮しめ文化あり!美しくパワフルなこの地に食の神様を感じた旅なのだ |
○Nouvelle Japon 現代芸術の開拓者たち | 森や雲が彫られた不思議な柱――田中圭介氏 |
○働き盛りのメンタルヘルス | 精神疾患の視点から「困った人たち」を理解するための4分類 |
○経済の窓 | 改正派遣法、やっと成立 解決には遠い非正規問題 |