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イキイキごはん

季節の食材を使った、簡単でおいしいお料理を、料理研究家・川上文代先生がご紹介します。

元気をいただく 簡単、おいしい!季節メニュー vol.24

食卓に春をおしゃれに彩り

3月と言えば、私の中で一番に思い浮かぶのは、菜の花。菜の花は、束ねて売られていますが、根元を切って花瓶に生けておくと、水を吸ってぐんぐん伸び、1日に2〜3㎝育ちます。美しい緑に黄色い花がきれいに咲き、観賞しても良し、そのままエディブルフラワー(食用花)としてお皿に飾っても良し、また、丸ごと火を通して料理にも使え、種は“なたね油”になる万能なお花です。

ちょっと気が早いですが、これから夏になると黄色いきゅうりの花、紫色の茄子の花、クリーム色の大きなオクラの花などが咲き始めます。花を食べるとそれぞれの野菜の味がして、特にオクラの花には香りだけではなく、実のような粘りがあり、不思議な味わいがあります。最近は食用花として改良された野菜の花がたくさん出回り、おいしくお料理を彩るものとなっています。

春巻きの皮・・・2枚
溶かしバター・・・小さじ1
菜の花・・・4本
玉ねぎ・・・80g
ベーコン・・・2枚
[アパレイユ]
  卵・・・1個
  生クリーム・・・80㎖
  塩・こしょう・・・適量
バター・・・小さじ1
  • 玉ねぎ、ベーコンは1㎝角に切り、バターでソテーする。菜の花は塩茹でして水分を絞り、長さ2㎝に切る。
  • アパレイユの材料をボウルに入れて泡だて器で混ぜ、ざるでこす。
  • 春巻きの皮1枚に溶かしバターを塗り、もう1枚をずらして重ね、さらにバターを塗り、器に敷く。180℃のオーブンで5分焼く。
  • ③に①を入れて②を流し入れ、150℃のオーブンで約25分焼く。
「春巻きの皮」でお手軽パイ
春巻きの皮は一度焼かれていますが、バターを塗って重ねて焼くと、パイのようになります。
玉ねぎ・・・80g
にんじん・・・小1本
オレンジ・・・1個
コリアンダーシード・・・4粒
チキンブイヨン・・・2カップ
はちみつ・・・小さじ1
オリーブ油	・・・小さじ2
塩・こしょう・ハーブ・・・	適量
  • 玉ねぎは薄切り、にんじんは2㎜幅の輪切りにする。オレンジは半分に切り、半分は果肉を取り、残りは果汁を絞る。
  • 鍋にオリーブ油を熱し、玉ねぎとにんじん、コリアンダーシード、塩ひとつまみを入れて、甘い香りが出るまで炒める。
  • ②にチキンブイヨンを入れ、塩、こしょうをして蓋をし、15分煮込む。
  • 野菜が柔らかくなったら、飾り用のにんじんを少し取り出しておく。
  • ③とはちみつ、オレンジの絞り汁をミキサーにかけ、鍋に戻して味と濃度を調える。
    甘みが足りない場合は、はちみつを加えると風味豊かに、まるでデザートのようなスープになります。
  • 器に盛り、にんじんとオレンジを飾る。温かくても冷たくても良い。
オレンジの皮のむき方
オレンジを横半分に切り、果肉に沿って包丁で白い部分と皮を切り、房に沿って実をはずします。残った芯の部分は絞って果汁を使います。
コリアンダーシードとは
世界中で一番多く食用されているハーブ、「パクチー(香菜・シャンツァイ)」の種です。さわやかな香りがあり、にんじんやオレンジとの相性は抜群です。

川上 文代

川上 文代

辻調理師専門学校卒業後、同校職員として12年間勤務。その間、フランスのリヨン校勤務、3つ星レストラン“ジョルジュブラン”での研修などを経験する。1996年渋谷に開設した「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を拠点に、講演、雑誌、新聞などで活躍中。http://www.delice-dc.com/

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