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病気やけがをしたときに全額自己負担で治療を受けたら、いくらになるかご存じですか。たとえば、29歳の方が急性虫垂炎で4日間入院した場合、厚生労働省が示している平均的なケースで149,850円かかりますが、保険証を提示すれば、44,960円の負担(3割負担)で済みます。私たちの負担が少なくて済むのは、医療保険からの支払いでカバーされているからです。つまり、医療保険とは、相互扶助の精神のもとに、病気やけがに備えて収入に応じた保険料を出し合い、医療を受けたときに、保険からお医者さんに医療費を支払うしくみなのです。
保険証は医療保険の加入者であることを証明する大切なものです。保険証がなければ、かかった医療費の全額を自己負担で支払わなければなりません。
みんなが公平かつ平等に医療を受けられるのは、当たり前の権利のようですが、国民全員が公的医療保険制度に加入する体制は、1961年に整えられたものです。この国民皆保険制度により、国民の誰もが病気やけがをしたときに、医療費の一部を負担するだけで、いつでもどこでも医療を受けることができるのです。国民の貴重な財産として世界に誇ることのできる制度と言えます。
公的医療保険制度は就労形態の違いによって、サラリーマンが加入する被用者保険(職域保険)と、自営業者・サラリーマンOBなどが加入する国民健康保険(地域保険)に大別されますが、いずれの制度も皆さんが負担する保険料で運営されています。 ![]() 1. 医療保険とは|2. 医療費のしくみ|3. 健康保険組合とは |
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