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保湿剤に関する当会の提言について

平成29年11月10日


  当会ではこのほど、「政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究 Ⅲ」をまとめ公表致しました。その内容については、当会ホームページで掲載している通りですが、今般、「保湿剤に関する提言」が一部報道でとりあげられていることから、その内容を改めてご案内します。


  • 各健康保険組合では高齢者医療費への負担の影響により保険財政が悪化し、1人当たり保険料負担はこの10年間で約10万円増えるなど国民皆保険制度の崩壊の危機に瀕しています。
  • そのため当会では医療資源の効率的・効果的な配分を目指す観点から、公的医療保険の適用範囲について検討し、政策提言を行っています。
  • 今回は、政策提言の1つとして、日本における保湿剤処方の実態と問題点を整理し、保険適用範囲と処方の適正化のための政策についてまとめました。
  • 提言では、①美容目的によりヒルドイドなどの保湿剤(ヘパリン類似物質または白色ワセリン)が広く使用されている可能性がある。②外来診療において、アトピー性疾患などを除いた皮膚乾燥症に対して、保湿剤(ヘパリン類似物質または白色ワセリン)が他の外皮用薬または抗ヒスタミン薬と同時処方されていない場合には当該保湿剤を保険適用から除外する。-などを主張しています。

  国民皆保険の維持のためには、提言の実現が求められますが、現状では保険適用されていることから、国民の皆様におかれては、限りある医療資源の効率的な活用の観点から、あくまで治療のための適正な使用について、ご理解とご協力いただきたく、お願い申し上げます。


■政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究Ⅲ(課題1〜3)

(概要) http://www.kenporen.com/include/outline/pdf/chosa29_01gaiyo.pdf

(全文) http://www.kenporen.com/include/outline/pdf/chosa29_01.pdf

健康保険組合連合会

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